2018年3月20日火曜日

すみれはすみれ

つい、最近、目に留まった動画ですが、
天才数学者、岡潔博士の夫人みちさんを
主人公にしたドラマがあります。

岡潔博士には生前、お会いしたことがあります。
その時は氏の価値は分かりませんでしたが、
今も分かりません。(;^_^A

氏は「他変数関数論」という、とてつもなく難解な論文を
発表し、世界的に認められ、数学に大きな功績を残しました。
検索をかけて、ちらっとのぞいてみましたが、
それこそ、何のことやらさっぱり分かりませんでした(-_-;)ムム..

私が、もっぱら関心を寄せたのは、
天才…と呼ばれる人たち、科学者であれ、数学者であれ、
天性的な卓越した才能を持っている人たちと
生涯を共にする人たちですが、
岡潔博士の場合は「妻」です。

おおよそ、数学とは無縁の人なのですが、
この人が天才数学者「岡潔」を作ったと言われてきたようです。

このみち夫人の目線に関心があります。
「見えないものを見えると思えば喜びが涌く」という持論を
持っていたと物語は述べています。
言葉にならない博士の内面を見事にみち夫人が表現し、
それが氏の未知への探求心を深めるヒントとなり、やがて、
「他変数関数論」なるものを生み出したと言われています。

理解もできない数学の世界を探求する夫を理解し、
信じ続ける力は愛以外にないと思いますよね。
私も違った分野(四次元以上の世界を科学的に証明する)で
岡氏のような苦闘を続けている我が夫に対して、
果たして、理解と信頼を持ち続けてきたのかと、
ふと、立ち止まって考えています。

ちなみに、すみれはすみれという言葉は博士の好きな言葉です。
自然にあることの素晴らしさを表現したものでしょう。
生涯、自然体で生き続けてきた博士の姿に、
現代人が忘れかけている何か大切なものが
隠されているように思えます。

これは直径23cmで大皿です。
韓国に住んでいた頃、近くのマーケットで、一目で気に入りました。
グレーかかったベージュに癒しを感じますし、どんな食材も合います。
そして、用途は多種多様です。
たっぷり山盛りの季節野菜やフルーツのサラダが朝食の定番です。


韓国は陶磁器の国。
一見、すぐに割れそうなこの大皿も、
かれこれ、10年は使っているので、焼きも良いはず。

豆腐チゲを入れたり、
卯の花の煮つけを盛ったり、
時には、ひじきや切り干し大根の煮物を盛ったり、
チャーハンにも…

こんなに重宝するなら、もっと数を増やして帰国したかった。
今は2枚しかない。
機内持ち込みで、慎重に持ち帰った価値があった ! (*'▽')b

2018年2月13日火曜日

世界の常識の平準化を期待しよう

つい、先日のこと、娘が某国で盗難に
遭いました。
盗まれたのは携帯電話です!
スマートホンは自分のオフィスに
匹敵するほど、
人によっては必要不可欠なもの。

アジア諸国は年末只中とあって、
盗難が頻繁に起こるそうです。


ところで、盗難に遭えば、警察に被害届を出すのは当然ですが、
何と、その国では手数料とかなんとかで、お金を要求してきたと言うのです。

そう言えば、ソビエト時代にウクライナを訪問した時も、
列車に乗るだけで、怪しげな手数料を要求してきたのを覚えています。

まだまだ、後進国にはこういう事態があるのですね。
世界の常識が平準化されて、どこにでも安心して行ける、住めるように
なってほしいものです。

現地に住む日本人のため息が聞こえてきそうです。
人々の無類の温かさがせめてもの救いなのではないでしょうか。