つい、最近、目に留まった動画ですが、
天才数学者、岡潔博士の夫人みちさんを
主人公にしたドラマがあります。
岡潔博士には生前、お会いしたことがあります。
その時は氏の価値は分かりませんでしたが、
今も分かりません。(;^_^A
氏は「他変数関数論」という、とてつもなく難解な論文を
発表し、世界的に認められ、数学に大きな功績を残しました。
検索をかけて、ちらっとのぞいてみましたが、
それこそ、何のことやらさっぱり分かりませんでした(-_-;)ムム..
私が、もっぱら関心を寄せたのは、
天才…と呼ばれる人たち、科学者であれ、数学者であれ、
天性的な卓越した才能を持っている人たちと
生涯を共にする人たちですが、
岡潔博士の場合は「妻」です。
おおよそ、数学とは無縁の人なのですが、
この人が天才数学者「岡潔」を作ったと言われてきたようです。
このみち夫人の目線に関心があります。
「見えないものを見えると思えば喜びが涌く」という持論を
持っていたと物語は述べています。
言葉にならない博士の内面を見事にみち夫人が表現し、
それが氏の未知への探求心を深めるヒントとなり、やがて、
「他変数関数論」なるものを生み出したと言われています。
理解もできない数学の世界を探求する夫を理解し、
信じ続ける力は愛以外にないと思いますよね。
私も違った分野(四次元以上の世界を科学的に証明する)で
岡氏のような苦闘を続けている我が夫に対して、
果たして、理解と信頼を持ち続けてきたのかと、
ふと、立ち止まって考えています。
ちなみに、すみれはすみれという言葉は博士の好きな言葉です。
自然にあることの素晴らしさを表現したものでしょう。
生涯、自然体で生き続けてきた博士の姿に、
現代人が忘れかけている何か大切なものが
隠されているように思えます。
偉大なる数学者にして、哲学者、預言者ですね。
返信削除「日本の心」1967年著
日本に対する警告
「戒律を守らせる教育」 「国の心的空気を清らかに保つ」 「男女の性問題」
この3つが守れねば60年後の日本は国民の4割が廃人となる。
恐ろしい言葉です。
大阪に住んでいた頃、催し物にゲストとして
返信削除来られていましたが、こんなに偉大な数学者だとは
知りませんでした(;^_^A
これから、エッセーも読んでみたいと思います。
このような3つの戒めを提示されていたのですね。
恐ろしい言葉であり、尊い言葉です。